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院長のコラム

足の痛み・外反母趾

足の痛み・外反母趾

もう仕方がないと諦めていませんんか?

単刀直入に言います。

「まだ諦めないでください」

あなたもご存じの通り、お医者さんにかかっても湿布とか痛み止めの薬とか、レントゲンを撮って関節が変形しているので念のためにMRIを撮ってみましょうとか。

結果、あなたの外反母趾の変形はもうなんともならないとか言われ、この先いつか手術しないといけなくなると言われましたか?

歩く時に足の裏側に痛みがあったり、魚の目やタコができている人、実は外反母趾など足の変形と大きく関係があることをご存知ですか?

中足骨骨頭部痛や外脛骨、三角骨障害の痛み、実は骨格のバランスや足部の荷重、筋肉の不均衡と大きく関係があることをご存知ですか?

この痛みはもうなんともならないと放ってはいませんか?

外反母趾の原因を靴だけのせいにしないでください。足の痛みの原因をもう何ともならないと諦めないでください。

我慢しなくても痛みが軽減される可能性があります。手術をしなくても痛みが軽減される可能性があります。もう一度ご自身の足で痛みなく歩ける可能性があります。

外反母趾のように足が変形する最大の可能性を、変形に伴う足の痛みの最大の可能性を、誰もが見過ごしているからなんです。

そう!あなたの身についてしまった良くない歩き方や運動習慣や癖、また、それによる足の筋肉の不均衡こそが、外反母趾や足のトラブルの最大の原因です。

最大の可能性を見過ごしていることに、あなた自身が早く気付いて下さい。

 

世間の9割の慢性疼痛治療は「一時的な対症療法」という事実

世の中のほとんどが一時的な対症療法であることをご存知でしょうか?

外反母趾 中足骨骨頭部痛

当院には、名古屋市以外からも多くの外反母趾や足の裏側の痛み(魚の目・中足骨骨頭部痛)、その他足の痛み(有痛性外脛骨・三角骨障害)のお悩みを抱えた患者様が来院されています。

その患者様の多くが、サポーターの使用などの一時的な対症療法による治療によって痛みを悪化させているのが現状です。

レントゲン診断で関節が変形している。そしてひどくなったら手術と言われ…

「足の指の運動をしましょう」
「ヒールの高い靴を履くのをやめましょう」
「サポーターを使いましょう」

と言われ、痛み止めの薬と湿布だけ処方されたり、負担をかけないようにアドバイスをもらうだけ。そしてたまにレントゲンを撮り、変形が進んでいないか確認するだけ。大方このパターンの治療です。

これでは頑張って通院しても変化が出ません。

それどころか、外反母趾や足の裏側の痛み(魚の目・中足骨骨頭部痛)、その他足の痛み(有痛性外脛骨・三角骨障害)はゆっくりと悪化し変形を進行させている事実があります。

世の中の慢性疼痛治療は、本来の根本改善の治療とはかけ離れた一時的な対処療法になっているのが現状です。

 

「もう元に戻らないから」そんな理由で治らないと諦めていませんか?

例えば外反母趾の方、こんな経験はありませんか?

整形外科や病院でレントゲンを撮り、親指の関節が曲がって変形している。

「外反母趾です。これ以上酷くなると将来手術が必要かもしれません」とお医者さんから言われていませんか?

からだ整骨院でも関節の変形を修復出来る訳ではありません。

構造的な修復は無理です。

しかし、ここで大切なのは外反母趾の状態を確認することではなく『なぜ、外反母趾のような変形になってしまったのか』ということです。

実際にあなたと同じ年齢の人でも、外反母趾など足の変形もなく、痛みなく歩いているのは何故でしょう?

あなたの足の変形には、必ず何らかの理由があると思いませんか?

 

 

それはアーチ構造の変化が一番の原因です

外反母趾など、足の変形の原因は、扁平足や開張足などと呼ばれる「足のアーチ構造」の変化が一番になります。

ではなぜ、アーチ構造の変化が起きるのか?それは足の役目を考えれば、すぐに答えは見つかります。

どなたでも日常生活において、足を使う頻度で一番多いのが「歩行」です。「体重を支えて着地する」これが足の一番の仕事になります。

机の角で親指をぶつけた影響で外反母趾になる人はいません。ですが、足の怪我の影響で歩き方が変わり、どちらかに荷重がかかりすぎる歩き方が何年も続くと、気がついたら外反母趾になっていることは良くあります。

それは歩き方の変化、スポーツなどでの足の使い方の変化が、足のアーチ構造の変化をもたらすためです。

つまり”歩き方の変化”こそがあなたの足の変形の一番の原因なんです。

 

優れた「衝撃吸収システム」足のアーチ構造とは?

50kg以上もの体重を乗せて歩くために、大小様々な28個の骨、38個の関節、107個の靭帯、32個の筋肉…と細かい組織が集まっている足は、荷重による強い衝撃にも耐え得る力学的に安定した頑丈な構造をしています。

そんな力学的に安定した構造を保つためにも、足には足には“アーチ構造”と言うものがあります。

足を内側から見たときに“土踏まず”と言う地面に接地しない部分がありますが、これを“内側縦アーチ”といいます。

同様に外観上からは分かりませんが外側にも内側よりやや低めの“外側縦アーチ”が形成されています。

また足を前方から見ると横に広がるアーチがあり、それを“横アーチ”といいます。

これら縦横の“アーチ構造”は、地面に足が接地し荷重が加わった際に地面からの衝撃を吸収し、足や足関節、さらには膝関節、腰などへの負担を軽減する重要なクッションの役割を担っています。

 

アーチ構造の変化はこの「骨」が原因 【舟状骨と内側楔状骨】

アーチ構造の変化のカギとなる「舟状骨」とその横にある「内側楔状骨」という骨です。特に舟状骨は土踏まずの真上にあり、足の甲で”船底”のようなアーチを描いています。

この骨が地面の方向に落ちてしまってアーチが崩れるのが扁平足です。

またこの骨の出っ張った部分が靴に当たって痛む人もいます。

実は、扁平足は成長期の子どもに多く見られます。

裸足で走り回るなど、足底の筋肉を鍛える動きが足りないと、成長によって体重の負荷が増える際に足底が伸び、扁平足となります。

もちろん、運動不足で足底の力が弱い大人でも同様のことが起こります。

加えてX脚の人は、膝が内側に入っているために、土踏まず部分に重心がかかりやすく、舟状骨が落ちやすい状態にあります。

一方、重心が外側にかかるO脚の人は、筋力のある若い時はなりにくいのですが、加齢によって足底を支える力が不足してくると、重力に勝てず結局扁平足になるケースが多くなります。

 

アーチ構造の変化はこの「筋肉」が原因【後脛骨筋と長腓骨筋】

成人期の扁平足の一番多い原因は「後脛骨筋腱機能不全」です。後脛骨筋は、下腿のもっとも深層にある筋肉です。

足のアーチの要石と呼ばれている舟状骨に付着し、舟状骨を引き上げています。

歩行時、接地した時の衝撃を吸収するためにアーチはグッと沈みこみます。

そして沈みこんだものをまた元に戻して蹴りだしていく。そのためにアーチが過度に沈みこまないように引っ張りあげているのがこの筋肉です。

しかし、後脛骨筋も加齢とともに傷んでくる。

また後脛骨筋の腱である「後脛骨筋腱」は内くるぶしのすぐ後ろで向きを変えているため、負荷を受けやすすく、加齢や肥満などによって、内くるぶし付近で腱が断裂してしまうこともあります。

そうすると内くるぶし周辺が痛くなり、足のアーチが支えられなくなってしまいます。

 

年齢と共に歩き方は変化します

簡単に言ってしまうと、アーチ構造の変化は人間が二足歩行になったが故の結果です。

まず第一に、慢性的な足部の痛みは怪我ではありません。そう!怪我ではなく日々の積み重ねです。

皆さん一日に数千歩、多い方で一万歩以上歩きますよね?これ以上足にとって大切な仕事はありません。歳を重ねれば重ねるほど、歩くことが大切になってきます。

ただどうしても体はゆっくり老いていきます。ゆっくりゆっくりと変化していきます。だんだんと姿勢が悪くなったり、どこかを怪我して後遺症が残ったり、腰を痛めたり膝を痛めたりと。

だからと言って急に歩けなくなるわけではなく、たとえ姿勢が悪くなっても、腰が痛くても膝が痛くてもそれなりに歩けます。

そう!歩けるんです。でも歩く時のバランスは大きく変わります。歩くペースが落ちたり歩幅が狭くなったりしますし、今までないところに負担がかかったりもします。

そんな足への負担の変化が、アーチ構造の変化をもたらし、それが結果的に足の痛みとなってしまうわけです。

となると答えは明確です。歩き方のバランスを見直すこと、あなたの体の状態に合った最善の歩き方を身に付け、足への負担を減らすこと。

そしてどうしても負担のかかる歩き方になる場合は、そこのケアを怠らないこと。ただこれだけです。

『木を見て森を見ず』まさにこれです。小さな不具合ある時こそ、全体を大きく見渡すことが大切です。

 

関節専門  からだ整骨院はここが違う!足部にける慢性疼痛治療3つの特徴

『足部の痛みはアーチ構造の変化によって引き起こされる』これが治療方針の根幹です

【特徴①】あなたの歩き方や姿勢・バランスをチェックします

歩き方の癖は誰でも必ずあります。ひょっとするともう忘れてしまっている、子供の頃の怪我の影響が原因かもしれません。

【特徴②】一番負担のかかっている筋肉を見つけ治療します

ご自身ではわからないくらい硬くなっている筋肉があります。夜中に足がつる方はこれが原因かもしれません。

【特徴③】正しい歩き方や、セルフケア方法をお伝えします

あなたの体に合った負担のかからない歩き方、それを習得するためのトレーニング方法や、負担のかかっている筋肉のセルフケア方法をお伝えします。

また、必要に応じて靴の選び方もお伝えしています。

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